アーサナの時に腰椎三番が床にピタッと自然につかない人が多いようです。それは腰仙関節と仙腸関節というなかなか動きにくい関節の変形と硬さによるものなんですね。レッスンではそれを柔らかくして、普通にS字のカーブができているけど仰向けに寝た時はスッと背中が全部重力のままに床に全面的につき、膝の裏もぴたっと床を押しているというところまでもっていきたいと思います。これは一番内臓が休む体の状態なんです。そういう小さいけれど実は大事なことをひとつずつ丁寧に解決していきたいと思います。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ