ありのままの感情を見る

泣いたり、笑ったり、怒ったり、落ち込んだりっていうのは、まったく現実を見てないで、自分の感情だけにおぼれている時間なので、非常に無駄なんです。人間だからそういう感情が出てこないということはありません。感情の起伏がないのは機械です。ロボットです。人間だから常に変化します。急に悲しくなったり、死にたくなったり、天にも昇るぐらい嬉しくなったりします。
でも、その感情さえも客観的に、今ある現実をどのくらいシャープに見られるかっていうのがトレーニングなんです。長い道のりですけれど、そういうことなんです。その対策として、プラーナーヤーマがあり、アーサナがあり、瞑想があり、リトリートがあります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ