限界というのは、自分の思い込みの中に存在します。神様が作って下さった人間は、本当なら全て神様と同じ質を持てるはずなんです。でも、悲しいかな人間には肉体があり、自分の「我」が限界を決めてしまう。そしてその限界を言い訳に、そこで力を抜いていくという回路で人間は生きているわけですね。限界を突破するには、全ての事を他人事でなく見るという、それしか方法がありません。そうするとどうしても自分の想像力の限界を壊していく事が必要なので、何十回も壊して一生壊し続けた時に、知らない間に限界を超えて行く事ができるんです。その作業をずっとやり続けていくと、ああ本気の扉が開いたんだなあという時が必ず実感としてきます。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ