イメージの自分というのは、例えば時速300㎞でヘアピンカーブを曲がれると思い込んでいるけど、実際は60㎞でもカーブを曲がれないとか、なぜかマリアカラスのように自分も歌えるはずだと思い込んでいたり、思い込んでいるイメージの中で生きていると、現実とは全く違うのでいくら努力をしても実を結んでいかない自分にいらついたりします。
自分のありのままを、過大評価も過小評価もせず、淡々と「自分はこういうサイズでこういう特徴や特質がある、欠点もある」と受け入れて、そこから「好みの自分を作っていくにはどこを削ってどこを増やせばよいのか」、なりたい自分になるんだ、気持ちのよい自分として生きたいんだ、という初めの一歩が始まります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ