風通しのよい心でいること

風が流れていくような心の状態というのは、どんなことがあっても非常に前向きに、ひとつ解決して捨ててまた何かが起きたら解決して捨てる。心の中に風が流れない状態の時、それはずーっと心の中にあってどんどんからだ全体を蝕んでいきます。心とからだは一体ですから、ヨーガで風通しのよい心でいるための工夫を練習しているわけです。
肉体の血液の流れ・エネルギーの流れ・気の流れ、そういうものもひとつの風通しと呼びます。心の中の「感情」や「思い」も常に前向きで、困難に出会ったらそれをどうやったら風通しのいい状態にできるんだろうと考えます。すぐに・じかに・自分から行動を起こしていく、それができない時はどんなに大義名分が自分の中にあったとしても、それは全部巧妙な言い訳です。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ