「もう一人の自分」を育てる

「もう一人の自分」というのは、サッチャダルマさんの言葉で言うAwareness=意識です。「もう一人の自分」がなくなると、自分の中の「乱れ」と「自分」がごちゃごちゃになり、全部が分からなくなってしまいます。
アーサナをやる時は、「もう一人の自分」を育てている時です。痛みに負けない、刺激にのまれない、淡々と痛がっている自分を見続け、ちょっと呼吸が短かったとか力が抜けたとか、重さが上手くいったとか、すべてを見続けている、非常に冷静な「もう一人の自分」。もっともっとアーサナを通して大きくしていくといいと思います。
「もう一人の自分」は、「心」を扱った時にうんと活躍することになります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ