カルマヨーガが一番分かりやすいのは、人間はいつも誰かのためと思いたがる心の傾向生を持っているということです。目に見える誰かが褒めてくれないと頭にきて、へそを曲げたり、意地を張ったり、怒ってみたり、イライラしたりします。そういう誰かというのは、あくまで中継地点であって、別にその人のためにカルマヨーガをやっているのではないということが分かること。やらせてもらえるだけ、神様に頂いているものをお返しすることができる。中継地点がなければお返しする手立てが自分にはないんだということを知り、中継地点になってくださる全ての存在に対して、ありがたいなーって思えてくる。それがカルマヨーガの入り口の第一歩です。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ