例えば音楽を聴く時にボーっと聞くのではなく、今耳を、聴覚を使っているという感覚で聴く。または味わう。漠然と栄養だなぁと思って食べるのではなくて、味わい尽くす集中力ですね。その時ただ食べている時とは違った感覚が覚醒されているので、良い働きをします。または触る。土を触る、緑を触る、落ち葉を触る、布を触る。どんな物でも触った時の感じから心がどんな感情を呼び起こすのかということも意識を持って感じる。
人間は動物の一種ですから。そして自然界の一部ですから。すべてのバランスがきちんと取れていた方が、心が落ち着いていて余裕があって、感じるということがよりよくできるんですね。
出典:「五つの天使が微笑んでvol.3【2】限界を突破し続ける」p.131
担当:ぐしま