心の中の国境を壊して、違うものをありのまま受け入れましょう

世界中を旅している頃によく思った事は、何で国境があるのかなぁという事でした。向こう側に行きたくてもパスポートがなくて行けない人がいて、国境のない地球になったら本当にいいのにって強く思ったんです。国境というのはひとり一人の心の中にあるものなんだと思います。それは差別の心だったり、偏見の心だったり。違うものをありのまま、違うんだから違っていていいんだよね、という気持ちじゃないものが人間の心の中には強くあるので、それが国境を生み戦争を生む、その一番小さな単位なんだろうと思うんです。違うものを違う形のまま認める練習はすごく大変ですけど、その練習をし続けるという事が地球全体を守る事にも繋がっていきます。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.4[毎日の言葉 篇]」p239
担当:あや