無駄なものの最たるものが、プライドと恐れと執着です。この三大無駄のうち二つがくっついて、恐れに対する執着とか、プライドに対する執着とか、執着を持っているゆえにプライドがあるとか、この三つがぐるぐる回っている時に何とも限りない無駄な感情に心が翻弄されるのです。これを無駄でない方向へもっていく思い方があります。持つべき恐れは大自然に対する畏怖、もっていい執着は絶対になりたい自分になるという気持ち、人として持つプライドはどんな邪魔が入っても決してへこたれないで魂を磨く作業をやり続ける自分に対するプライド。こう考えた時に、ものすごい勢いで感情の無駄をカットしていくことができ、愛だけが自分のからだをたくさん通り続けている状態になるのです。
出典:「五つの天使が微笑んでvol.2毎日の言葉篇」p.95
担当:広瀬