おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(9月2日)をお届けします。
◆習修と離欲によって心を統御する
引き続き、「バガヴァッド・ギーター」からご紹介します。
アルジュナよ、人の心は決して落ち着かず困難に支配されようとしている。しかしアビヤーサ(習修)とヴァイラーギャ(離欲)によってそれを統御できるのだ。
【解説】
人の心は、生来不安定でまたその統御も困難である。
しかしそれを統御するには、二つの方法「習修」と「離欲」がある。
快楽の対象から、心と感覚器官を切り離すヴァイラーギャ(離欲)、自分の内面に心をしっかり向け、そしてそこに留まらせるアビヤーサ(習修)、この二つの方法を同時に行うのだ。
習修なしの離欲、離欲なしの習修を行うことはできない。
心は内界において、ある喜びに会う時だけ外界の対象から離れる。
同時に、外界の事象から心を引き離すことなしに、人は内面の喜びを経験することは不可能であろう。
パタンジャリもヨーガ哲学の中で言っている。
習修と離欲によって心を統御せよ、と。
「バガヴァッド・ギーター」より「感覚器官と心と叡智」
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2022年8月25日(木)朝のレッスンで