おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(1月14日)をお届けします。
◆脳に内臓と骨格の正しい位置を教えましょう
内臓や骨格の位置を、脳が正しくマッピングできているかどうかっていうことが、アーサナやもちろんプラーナーヤーマにも重さの玉として関係すると思うんです。
この辺が股関節だよとかここが肩甲骨だよっていう位置を脳が間違っていたとしたら、自分が与えられたインストラクション通り正しくやろうと思っててもできない、そもそもの脳のマップが違ってるんですから。
どうやって正しく股関節をはめるのか、動かすのかとか、肩甲骨の周りの固まってしまった筋肉をストレッチして、肺が十分に活躍できるようなスペースを作ってあげられるのかということになりますね。
なので、お時間のある時に、というか時間を作ってですね、今はインターネットで何でも調べることができるので、解剖図とか骨格図みたいなものを見ながら、骨格ってどうなってるのかなとか内臓ってどういうふうになってるのかなっていう全体像を正しく脳に教えることですね。
たとえば、股関節っていうのは右と左に両方にありますね。右の股関節だったら背骨と自分の体の右外側のちょうど真ん中の位置、割って2の位置ですね。
それから体の前面と背面の真ん中の位置。その真ん中と真ん中が合わさった所に縦のラインはあります。実際の縦のラインは見つけられたけど、その位置はどこかって言ったら自分で腸骨を触って腸骨と座骨の真ん中よりちょっと下辺りです。
そういうのを自分の体の中で実際に触ってみると、股関節は奥深い関節なので直接触れないんですけど、外からでも位置の確認という意味で触ってみると思ってたよりすごい中心寄りなんだなとか、場所が違ってたなということを脳が受け入れてリセットするんですね。
リセットしたら正しい位置っていうのを脳がはっきりわかる。
そのマッピングを正しくしただけで、何もトレーニングをしなくても同じポーズが見違えるようになります。
ということは、刺激の場所が全く変わる。そして、骨格が本当はこうあるべきという、本来あるべき姿に近づけようという脳の働きが始まるんですね。
今年は筋膜リリースと骨格と内臓のマッピングを両方使いながら、もうちょっとアーサナのクオリティ自体を上げていきたいと思っています。
それは何のためかというと、はっきりした重さの玉が具体的に上手に使えるようになりたいことと、骨格の矯正をもうちょっとピッチを上げてやりたいからですね。
みなさんのカレンダーの老化年齢に負けないように、逆行させるためには相当骨組みをきっちりしないといけないのと細かい筋肉ですね。
今まで漠然としてた部分をはっきりさせて、もっともっとすごく細かい筋肉を上手に鍛えていく。
それによって労少なくして功多し、というものが得られると思います。
そういうふうにしていかないと、だんだんきつい負荷ばっかりだと本来の効かせるべき所に行くまでに心が嫌になってしまう。
そうなると、やってることが本末転倒になるので。
できるだけ脳みそをたくさん使うアーサナに、もっともっとシフトをかけたいなと思ってます。
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2022年1月8日(土) 朝のレッスンで