おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(10月23日)をお届けします。
◆受け取るものより、多くを返せるように
先週末のクリヤ・ヨーガのワークショップは、とてもよかったです。
みなさんの、集中力の限界を超えている様子を見て感動しました。
第13回となると、ほぼ7年間ですね。ワークショップに最初から出ている人は、もう13回目になるわけで、積み上げられてきた実感と、知識の整理整頓がついて、本当に違う世界へ全員が届きそうな、そういう予感がありましたね。
過去に私も経験したことですけど、たとえば25m泳げるようになりたいと思うときに、25mプールでいくら練習しても、最後の5mでどうしても立っちゃう。あと5mの息が続かない。
それは、人に何かを伝えるときもずっとそうだなと思っていたし、フィギュアスケートのザギトワ選手が、一番華やかに活躍していた頃のインタビューで「練習では、4回転ジャンプを立て続けに連続5本跳ぶ」と言っていました。
4回転ジャンプを5本連続で跳ぶ練習を、何回も何回も何回もして、本番では4回転ジャンプ1回が上手くいくかいかないか。やっぱりそうなんだと思いましたけれど、自分がちょっと届きそうな目標でいくら練習をしていても、それは永遠に自分の手には入らない。
25mを泳げることが今の目的であれば、100mプールに飛び込まないと。それで100mプールを必死になって泳いで練習していくと、気がついたときには30m泳げるようになっている。
まだまだゴールがあんなに先だと思っても、25mプールで25m泳ぎきろうと練習しているよりも、ずっと早く目標を達成できる。
今回のワークショップは、劇薬コースをつくって体験していただいたわけですけれど、本当によかったです。
私の方でも、見ていて達成感がありました。
ここまでやれるように、みなさんの中が積みあがっていることを、見せてもらって本当に嬉しかったですね。感動もしました。
そしてタットワ・シュッディとのセットが、最強の秘伝であり人生を最も輝かせてくれるものであるということは、私自身も深い実感があり、新しいテキストのなかにもそのことを書きました。
誕生日会のみなさんのたたずまいを見ていて、タットワ・シュッディは本当にすごいなと。たった1カ月半しか経っていないのに、週4日以上やっている人の数が少し増えただけで、こんなにも全体のエネルギーを変えるパワーがあるんだなということに、本当にびっくりしました。
この先、もっともっと皆さんの体験が深まっていき、浄化がどんどん進んだら、どんなことが日常的に起きるのか、ワクワクが止まらない感じです。
普通にしていること、普通にただそこにいることがとてもよいエネルギーで、穏やかで集中していて、慌てていなくて、思いやりがあって豊かで、無邪気さが出てきたと思います。
これが1番難しいことですね、大人にとっては。もう無邪気になれない。
なぜなら邪気でいっぱいだからです。
体も心も頭のなかも、邪気、邪気、邪気だらけだから、子供のように無邪気になるということが、一番難しいことだと感じています。
それが少し変化して、無邪気さがあらわれるようになったのは、浄化のスピードが、クリヤとタットワ・シュッディのセットで、本人が思っている以上のスピードで進んでいるということですね。
年明けはまた、タットワ・シュッディのワークショップで、更に皆さんの頭のなかの整理をきちっとして、一人では絶対体験できない境地を、さゆらばなで体験することで、それを持ち帰り、自分のひな型にしていただきたいです。
水泳にたとえると、100mプールどころか、遠泳で何時間でも何十時間でも泳ぎ続けていられる余裕というのが、人生のなかに持てると思います。
それは、本当に楽しいですね。
ワークショップでもお話しましたけれど、サッチャダルマさんからの最後の手紙。
皆さんに向かって読み上げてくださいと、わざわざそういう風に書かれた手紙のなかにあった、自分が受け取っているもの、いただいているものよりも、もっともっと何倍も何百倍も多くのものを返せる人になってくださいね、っていうその遺言が、実現実践できるような日常になっていくと思っています。
今週末は、パートIVがあります。またそれも楽しみですね。
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2020年10月14日(水)朝のレッスンで