おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(6月12日)をお届けします。
◆「一回は一回」の積み重ねとつながりが人生です
いろんなお話をうかがいたくて、年に何回かはG先生に会いに行きます。
人間の目には見えない世界が見えている方なので、そういう観点からのお話がいつもとても勉強になるし興味深いです。
普通の話をしている時にも、いろいろとヒントになる言葉がたくさんあります。
先日も「一回は一回だからね」っておっしゃったんですね。
それがすっごく印象に残っていて。
たとえば一回のご飯を食べるということは、美味しいねって思わなくても一回だし、これはお百姓さんが本当に大変な思いをしてつくってくれたご飯だね、お米だねって思いながら食べるのも、一回は一回だからねって。
集中力のない一回も、不満を持ってる一回も、心から感謝をしている一回も、一回は一回で過ぎて行っちゃうんだよねっておっしゃったんですね。
このことがわかると、また日常生活が激変するのではないかと思います。
一回は一回なんですよ。
その一回は取り返しのつかない一回なんです。
毎日三回食べてるご飯のなかの一回じゃなくって、一回は一回なんだっていうこの言葉の奥深さ。
誰もが本当に実感を持って一回は一回だからねってわかると、すごいことが起きるんじゃないかなって思いました。
お仕事や勉強や、お稽古事にも。全ては一回は一回なんだからねって。
どういう気持ちで臨んでも、どういう姿勢で取り組んでも、一回は一回で過ぎて行っちゃうということですよね。
そして人生は一回こっきりの、一回の積み重ねとつながりでどんどん過ぎていく。
積み上げていく人生は、大事に思う一回が積み上がっていきますし、意識のない一回をやり過ごしていけば、何もない下り坂だけの老化のままの人生が過ぎていく。
それは本当に一回は一回だからねっていう気持ちを、どういう風に自分のなかで持てるか。
生かすか、積み上げるかということで、何もかもが変わって行くのではないかなと思いました。
私はそういう考え方が大好きです。
本当に一回は一回だからねって。
百回練習しても、百回じゃなくって、一回は一回が、百回つながったことにしないとね、っていう気がいつもしています。
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2020年6月7日(日)朝のレッスンで