「40過ぎたら自分の顔に責任を持て」という言葉をよく聞きます。顔に出てくるものは、その人が毎日考えていること、やっていること、示していること、全てを表していると思います。魅力的な顔や清々しい顔、いい顔だなぁというのは、造作とは全く関係ないものです。目鼻立ちが整っているとか、造作がユニークだとかということではなく、そういうものを超越した中から薫るものが顔に出ていて、その人の人格や人生を物語るんですね。そういうふうに考えていくと、誰だって綺麗で素敵で存在感のある自分になりたいわけですが、外面的なものでごまかせないものを丹念に磨いていくことしか、いいエネルギーと光を放つ顔になれないということです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰　紙やまさみ