姿勢がその人の人生を物語る

自分がきりっとした姿で、背骨にプッチンが入って中心線がスーッと宇宙のかなたまで延びていて、どこから見ても重さの玉が丹田にあると、何をしていても潔い人生を感じさせるんですね。自立しているなあって感じがします。自立していないで生きている人は、腰が落ちていて、背中が丸くなっている。背筋や筋肉がなかなかつかない、筋肉をつけたいと思ったとき、筋肉の問題よりも心の中の自分の生きる姿勢を考えてみると、甘えていて、依存しようとしている心が見えてくるんですね。そこに気づいて、潔く生きる、自分で責任を取ると思ったときから、ストローのプッチンが縮まなくなるので、あっという間に背筋がついてきます。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ