一瞬一瞬を生きる

なぜパッと散る花火が好きなのか考えてみると、今この瞬間を逃したら散っていくのが、はっきり分かるからだと気づきました。一見80年という日々が、連続して人生としてあるように見えますけど、真実はわかりませんよ。一瞬一瞬で人生は終わってる。一瞬に生きて、次の一瞬は違う自分が生きて。その瞬間瞬間、生き切って輝いて死ぬ。一瞬一瞬で生き切ってみようとする練習は、自分自身のキャパシティをすごく大きくしていきます。自分がもうこれ以上できないと思っていた限界を、あっという間に突破する事ができるんですね。面白いくらいに自分の限界なんて錯覚なんだ、という事がわかります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ