心も筋肉もしなやかで強いのが大事

大事なのは太腿と背筋である、という結論に至っています。老化と共に全部が下がっていきます。前から後ろに下がっていくのを、背筋が働き出すと、後ろから逆に引き上げる力が生まれるんですね。体の中の1/4以上の血液の流れを担っているのが腿です。細くなるということは、全身の血液の流れが悪くなるということです。
体の筋肉をきれいに強く鍛えていくという事は、心の安定にも直結します。いろいろ決断してもそれがなし崩しにダメになるのは、心の筋肉の弱さですから。心の筋肉は実は背筋の下の方、腰仙関節の辺り、背筋の要になります。心身が健やかで爽やかで、しなやかで強い、というのが大事です。折れない心ですね。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ