自分にとって良くない事が起きた時に、いかに前向きに変化させるかが実力です

いい時っていうのは元気です。心も体も。でも、自分にとって良くないことが起きたり、思い通りにならないことがずっと続くような時間があった時に、自分の心の中心がいかにぶれないで、その事を前向きなバネに変化させることができるかっていうのがその人の真価、実力、本当の力です。それを真正面から受け止めて乗り越えようとする時、確実にその人の人間としての豊かさが育まれていくと思います。その時に踏ん張る力は、中心線と丹田力です。筋肉っていうのは本当に重要。心の筋肉と体の筋肉はイコールですから。体の筋力が衰えて筋力が落ちたということは心が萎えやすいってことです。心がぶれやすくなるってこと。いつもどんな時も、鍛錬し続けるということは重要です。
出典:「五つの天使が微笑んでvol.4 ―毎日の言葉篇―」p220
担当:小貫