[Masami Blog]小さな選択が人生を変えていきます

おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(5月14日)をお届けします。

◆小さな選択が人生を変えていきます

お茶作りの作業は、私の大好きな作業でしたけど、自分の優先順位として、キールタンを歌い続けるか、好きな紅茶を飲み続けるか、という選択を迫られて、私がどちらをとるか。

それで、紅茶を辞める、お茶を飲むことを断念するという選択をしました。

私が命を懸けて最もしたいことは、神様が下さってるエネルギーをそのままの太さで、私というジョウロを使って、細かく受け取りやすい形に変換して、出会った方々へお届けするということです。

レッスンやワークショップもそうですし、キールタンではもっとダイレクトにエネルギーが届きます。

それが自分で感じる使命であり、大好きなことなので。

そのためには、飲むと声が出なくなってしまうので、同じくらい大好きな紅茶を飲むということを、やむを得ず断念せざるを得なくなり、もう飲まないと決めました。

シャンティパットの無形の財産でもありましたけど、お茶作りというのは。

お茶の木から小さな芽を摘んで、話しかけながら愛情たっぷりに揉んで、そこからまた炒って、少しずつ少しずつお茶の葉が変化していく様子を眺める。

何とも言えないお茶のいい香りがホールいっぱい充満して、香りだけでも相当癒される、気持ちのいい、清々しい時間です。

紅茶の場合は、炒る前に発酵があって、太陽と気温との駆け引きで、いかに一番いい状態で発酵を止めることができるかっていう、ものすごくスリリングな作業で、大好きなんですけれどね。

やり続けたい気持ちはたくさんありましたけど。

限られた人数でいろいろな作業をやっていかなければいけないし、畑も今は草がどんどん伸び始めている時期でもあり、じゃあ何を優先順位として選ぶのか、といったときに、また別の見方で、畑の草取りと畑の収穫量を上げていく。

万が一の危機に備えて、さゆらばなには常に食べ物がある、屋根がある、水がある、ということを、どうやってキープするかっていうことと、大好きなお茶作りと、どちらを選ぶのかという選択を迫られて、やむを得ず、お茶作りを断念することにしました。

今年が最後のお茶作りで、と言ったら、過去最高に美味しいお茶ができましたね。

紅茶も、一口香りと味を確認するために含みましたけど、ほんとに素晴らしい、今までを遥かに上回る、最高級の紅茶ができました。

胸に迫る思いはたくさんありますけど、今、自分の考える優先順位というものを落ち着いて考えたときに、何をやるべきなのか、何を選ぶべきなのか、ということとしっかりと向き合うと、お茶作りを辞めるという選択に至りました。

大袈裟なように思うかもしれませんけれど、この小さな選択を、自分が意識的にきちんと確認をして行い続けることがとても大事だと思います。

自分の中の優先順位が言語化できて、はっきりしているっていうことですね。

それがないままに、その時の気分や雰囲気で、自分が今日やること、明日やることをなんとなくやっていると、それは人生に翻弄されているってことですね。流されている。

流されている日々では、神様の声は聞こえるようにはならないと思います。

自分がほんとに、これとこれのどちらを選ぶのかという時に、自分の優先順位のリストが頭の中にバーっと言葉として浮かんでいて、こういう優先順位に則って、自分は生きているのだと。

であるならば、これとこれは悩むこともなくどちらを取る、ということがはっきりするっていうことですね。

何を選ぶかということが、自分の人生を変えていきます。

右を選んだら、もう会えない人があり、左を選んだら、次の展開に向けて用意されてるものがあるかも知れない。

それを自分はどういう意識で、どういうふうに考えて、どちらを選ぶのか、っていうのは、ほんとに大事なことですね。

日常のほんとに小さいことから大事です。

右に曲がってこの道を行くのか、まっすぐ行ってあっちに出るのか、というようなことでも、無意識にというよりは、自分の直感と心の声に従って、ただ何となく、意味なく曲がるということじゃない意識で毎日を生きていくとき、それは見事に自分の道というのが切り拓かれていくし、そこに神様がご褒美を置いてくださる、というのが私の経験ですね、過去においてもずーっとそうでした。

これが合ってるか、間違ってるかっていう判断はせずに、今、自分の生き方としての優先順位から選んだ結果に、自分が責任を持つ。

自分が心の底から納得して、これを選んだっていうこと。

その結果、神様はどうおっしゃるかということに、素直に耳を傾けるということが大事だと思います。

いずれにしてもです。日常生活のどんな瞬間も、脳みそ止めちゃだめですよってことですね。

どんなルーティーンをするときでも、意識がはっきりしていること。

そこに素晴らしいヒントがたくさんあるし、自分の気づきの深さっていうのは、そういう日常の小さいことの積み重ねの中でしか育っていかないので。

ヨーガをやる以上、常に意識が覚醒していること、というテーマを実践できるような自分作りが大事だと思います。

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2021年5月5日(水)朝のレッスンで