[Masami Blog]目的をきちんと言語化して達成感を生みましょう

おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(2月26日)をお届けします。

◆目的をきちんと言語化して達成感を生みましょう

毎朝のサーダナに取りかかる前に、私は何のために今日ここに座ってこのサーダナをやるのかを言語化する。それが、だいぶ習慣になっていると思います。

目的をきちんと言語化して、脳に確認してから始めるのと、ただ漠然と座ってやったのでは、成果が全く違うということを経験していると思うんですね。

同じように、全てにおいて目的があるわけですから、どういう目的のために、今自分は取り組んでいるのか、取り組もうとしているのかということを常に言語化できると良いと思います。

大きい括りでいえば、なぜヨーガをやっているのか。

肉体的な健康とか、いつまでも若々しいパワーとか、それと心の平和ですね。

神様との宿題を今世のうちに果たし終えるように、絶対的な人生を歩いて行きたいと、その道の扉を開けたいという気持ちがあってやっていると思うんですけど。

それはものすごく大きい括りのなかで、そう思っている。

その中にまたひとつひとつ、色んなことことがありますね。

アーサナのクラスでは、ほぐしがあり、準備運動があり、アーサナ自体があり、ローリング、古事記の音読やマントラがあったり。ひとつひとつの小さな目的は、分かれていますね。

ボディーワークもそうです。体の中心の筋肉を開発するという大きな目的、プラス内臓を支えられるだけの細かい筋肉まで作り上げていくと、体がとても軽くなる。

人によっては、痩せる目的だったり、インナーマッスルを鍛える目的だったり、中心線を太くする目的だったり、違うと思いますけど。

この目的は何かということを、考えなくても言語化できるような、見抜く力、または自分の気持ちを言語化する訓練というのは、とても役に立つと思います。全てにおいて、整理整頓がついていくからです。

ひとつひとつの小さな細かい部分においても、目的は何かというのがちゃんと言語化出来ると、お家のなかの、以前お話したような整理整頓のカテゴリー分けが、考える暇もなく、カテゴリーの違う物が混ざったときに、とても強い違和感を感じるはずなんです。

そうすれば、ありとあらゆる部分において常に整理整頓ができていって、自分の頭のなかで、目的毎に全部がはっきりしているので、24時間が切り替わっていく醍醐味と、達成感と、集中力の高まりを経験すると思います。全然違います。

目的が漠然として脳がキャッチしていないときは、やらされている感が強いんですよ、何においても。

何となくやらされてる、何となくここにいるからやってるという、やらされ感を持ちながらやっていることは、成果を生まないですね。もちろん達成感もないし、面白くも何ともない。

でも、たとえば、目的が体を捻ることと知っていたら、さっきより次の回に一回ちょっと多く捻れたら、感動的に嬉しいわけですよ。すごい達成感があるんです。

小さなことですけど、そういう小さな達成感は、実は自分のなかに猛烈に大きなパワーを生んでくれますね。

これは私の実感です。本当に小さいこと。さっきより10度ぐらい余計に体を捻れた、鏡に映る背中が2センチ多く見えた、みたいな捻り方をしただけでも、あっ、こういう風にするとこんな風にできるんだということが、自分の内の発見になって、別の機会に、あれと同じことをやればこれは上手くいくのではないだろうかって、教えてくれるようになるんですね。

瞬間々々の目的が一瞬で、バババッと脳に言語化して書ける、言える、そうしてから取りかかる。

やっている最中もその目的に向かって邁進するんです、何秒間でも。

そういう脳の使い方の訓練で、結果的には、素晴らしく集中力が高まります。

普通の人が5時間かかるところ、1時間で仕事が終えられる。当然です。24時間こういう小さな訓練を自分に課しているんですから。

いざ仕事になったときに、他の人がボーっと気がつかないことも、チャッチャカチャッチャカ全部カテゴリー分けして目のなかに入ってくるんですよ。なので速い。

そうなったら、楽しいことに使う時間も増えますし、人のために祈る時間もたっぷりとれる。

いろんな意味において、ボーっと生きた1年より、そのような意識で生きた1年は、10年分の手応えがあるねっていう感じを味わえると思います。

ぜひ、今日の、今のアーサナから、自分でこのアーサナの目的は何かを見つけて言語化するというトレーニングを始めましょう。

ひとつのアーサナの感じ方も、ガラッと変わります。

発見がいろいろあって深くて楽しいし、今日の帰りは別人のように輝いてると思います。

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2021年2月20日(土)朝のレッスンで