子供の気持ちを持ち続けるために

おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(8月22日)をお届けします。

◆子供の気持ちを持ち続けるために◆

週末にキッズリトリートがありました。

大人を対象にしたリトリートの後は、終わった瞬間は疲れてないな、今回はうまくいったと思うんですけれど、やはり時間と共に実はとても疲れていると感じて、いつも最低5日間は私自身の毒抜きをしなきゃならない。誰にも会わない時間が必要なんですけれど。

キッズの場合は全く正反対で、キッズリトリートが終わると本当にパワーをもらうというか、充満してくるエネルギーのレベルの高さに毎回びっくりするんですね。

キッズは生きている年数が少ない分、まだ天上界にいたなごりがあるのでエネルギーにとても敏感です。

だからサポート5人と私を含めて6人の大人が、3カ月くらいかけてどうやったらキッズに日頃味わえない達成感と集中力と解放感を味わってもらえるか、ということを真剣に考えます。

特に当日の2日間は、私の集中力も日頃発揮しないレベルの高さで、1秒単位で子供たちのエネルギーの変化を観察しています。

「てにをは」ひとつで子供のエネルギーは上がったり下がったりするので、もちろん大人もそうなんだと思うんですけれど、子供の場合は、本当にピュアなので、ひと言でものすごく上がったり下がったりするので落とさなきゃいけない時はあえて落としますし、その彼らの学びのための仕掛けは一瞬も気を抜けません。

高をくくらない、真剣勝負でのぞんでいる大人のその姿勢に対して、子供が本気を出すんですね。

いつも感じるのは、大人が高をくくった態度をすると、子供は絶対に本気をださないということです。

面白いほど、見事なほどに見抜いているので、大人の真剣さの分しか子供は本気にならないとよく分かります。

その時に、学ばせてもらっているのは大人だなということをいつも感じます。

自己保身によってどうするべきかという考えが子供にはないですから、好奇心と瞬発力と解放感も、その時その時の自分が感じたままに行動するので、見ていてもすっきりとすがすがしくて、だから終わった後にこういうエネルギーの充満さと感動をもらうんだなと毎回思います。

私はキッズのこの気持ちを死ぬまで持っていたい、そのためにはどうしたらいいかって、終わった後にいつも思うんですね。

子供と同じだけのこの素直さ、恐れる心を含めてですね、畏怖の念とか。

それから負けたくないという負けず嫌いの気持ちが、ものすごい原動力になっています。優勝したい!とか、勝ちたい!とか、人間が本能的に持っているものだと思うんですけれど、それを素直によい方向へ出すために半端じゃない集中力を生んでいますね。

そういう部分も全部含めて、死ぬまでこの子供たちの持っているパワーを純粋なままに持ち続けるために、毎日どういう風に生きたらよいのだろうと毎年キッズリトリートが終わるたびに強く思うのです。

特に今年は、年齢にばらつきがなく小学生だけだったので、更に手ごたえのある非常に素晴らしいリトリートになりました。

お家に帰った子供たちの、何気ないところにみえる成長ぶりを、ぜひママさん達は観察して頂けるとよいと思います。

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2019年08月14日(水)朝のレッスンで