自分の声を集中して聞くと心のなかが見えてきます

おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(5月2日)をお届けします。

◆自分の声を集中して聞くと心のなかが見えてきます◆

自分の話している声を、いつでも、どんな時も、ずっと集中して聞き続けましょう。

自分自身の心の状態を知るための、とても簡単で、ものすごくシンプルで素晴らしい効果がある練習方法です。

どういう時でも、瞬間瞬間に、話しているときの自分の声が聞けるようになってくると、データが自分のなかに溜まってきますね。

どういう言葉づかいをするか? どういう声の色になるか? どういう息の使い方でしゃべるのか? ということと、心のなかの感情が繋がってきます。

自分の心の状態によって、こういう息の量、声の大きさ、こんな言葉の選び方をする、っていうデータがどんどん溜まってくるので、もしも自分にとって心地よくない感情が浮かび上がったときには、その話し方をまず止めようという制御を働かせることができるんですね。

そうすると、その感情がシュワーと消えていくんです。

このトレーニングを続けると、自分自身の心を、自分が上手に調教できるようになります。

同時に、データがどんどん溜まっていくことで、いままで見てこなかった、気づかなかった無意識の自分の部分が大きくクローズアップされて、顕在意識に浮かんでくるようになるんですね。

そうなると他人が見ているように客観的に、自分を見られるようになっていく。ごく自然にありのままの自分を知ることができる近道というわけです。なので、この練習をおすすめしています。

レッスンのときに古事記の音読をしていますが、神道の先生からも古事記を読むときに、自分の読んでいる声を聞いて下さいという伝言がありました。

最高に美しい声で音読をしてくださいということです。

自分が出せる最高の美しい声で古事記を読むとき、言霊によって降りてくるエネルギーの量が大きく変わるのだそうです。

古事記を読んでいるときの自分の声も集中して聞く。
そして、美しい声がもっと出るのではないかと、自分のなかを探して最高の美しい声で古事記を読ませて頂く。

そこには、息が関係しています。
息のコントロールがないと美しい声は出ないので、その息というものにまたひとつ新たな意識が持てるようになります。

息と自分の感情がどのくらい密接に繋がっているか、ということも見えてきて、トレーニングの段階をビュンビュンと超えていくことができます。

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2019年4月23日(水)朝のレッスンで