心の奥底にある自分の思いと向き合う時間を持ちましょう

おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(12月13日)をお届けします。

◆心の奥底にある自分の思いと向き合う時間を持ちましょう◆

シャンティパットは「もっと素敵に生きるためのヒントを学び取るクラス」という教室として34年前にスタートしました。

ヨーガはあくまで技術であり、神道を取り入れながら、様々な方法を有効活用して心の平和と最高レベルの肉体の健康度をもって、輝く人生を生きて、誰から見ても素敵な人になりましょうというのが私の気持ちです。

日常のなかでは、自分が流されていて見えないものがたくさんあります。

なぜリトリートが、普通の週2回のクラスの5年分の効果があるかといえば、やはりマウナという、言葉を一言も交わさない二日間というものが、自分の心のなかを客観的に見るために、非常にパワフルでものすごく有効だからですね。

経験した人は、みんな実感していると思います。

それくらい外から押し寄せる言葉と映像とこれでもかと五感を刺激する情報が、自分の心がつぶやいていることを聞き取れなくしているのです。

外から襲ってくる一切の情報を排除したときに、聞こえるのは鳥の声、風の音しかないなかで自分の心のなかを見ていくと、どれほど突拍子もなくそして絶え間なく途切れなく、ずーっと心はつぶやき続けているかということに気付きます。

しかもつぶやいている程度ならいいんですけど、心のなかはどなっていたり、叫んでいたり、泣いていたり、暴れていたり。

ありとあらゆる感情がいろんなことを言っているのですけれど、日常生活があまりにも忙しく、情報が多いので、全くそれを聞けていないんです。

なので自分と向き合う時間を作って、自分の心のなかにある思いにたどり着くまで真剣に心を剝いていって、心の奥底にあるものに出会うことが大切なのです。

そこにあるものが、本物の自分らしくないものであれば、やはり捨てていかなければいけないし、今まで気付くことがなかった素晴らしい可能性を持った自分を見つけたら、光を当てて育ててあげなければいけない。

いずれにしても自分の深―いところに何があるかということを、自分で気づかない限りは進歩がありません。

だから、とても大切な時間です。

自分がきちんと時間を作って、誠実にやるっていうことが重要なんですね。

ただそれは見つけただけではダメで、言語化して再度自分に落とし込むことが必要です。そのときにレポート提出という形が、詰めの甘さを防ぎます。

漠然となんとなくわかった、で終わりになってしまうので、レポートという形の負荷をかけているのです。

読ませて頂くにも、私の人生の何時間も費やします。全員分、本当に真剣に正座で読むので。

そういう時間を使うことに対して、やはりどのくらい襟を正して自分が自分と向き合わなければいけないかっていう負荷をですね、感じて頂けると、私の役割はそこで果たせているかなと感じます。

ですから、一番ぴったりの言葉を探す。
自分の心のなかにあるものに、ぴったりの言葉は何だろうと探すこと。

その作業が深まっていくと、自分自身に対する客観性がどんどん高まっていって、過大評価も過小評価もなく事実を感情とは切り離して見ることができるようになります。

それによって相対的な人生の悩みから完全に解放されます。

自ずと自分のなかの小さい神様の声も本当に大きく聞こえるようになリます。

一年の締めくくりとして心の大掃除と整理整頓をして、清々しく溌剌と気持ちの良い新年を迎えましょう。

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2018年12月6日(木)夜のレッスンで