夏は腎臓のケアが疎かになりやすいんですが、体にとっては自分の汗で腎が冷えます。体は暑く感じているので自覚がないんですが、時々熱く絞ったタオルを腰に当ててみて気持ちがいいと思った時は相当まずいと思ってください。腎が芯の芯から冷えています。暑い時はわからなくても、涼しくなるとがっくり来るのが腎をいじめた結果です。腎の疲れを夏バテと呼びます。暑いので毎日は無理でも、せめて週に2回、最低週に1回は足湯をされることをお勧めします。腎が冷えると気持ちが落ちますから、湧泉から腎をダイレクトに温めることは本当に大事です。腎をケアしてエネルギーを充実させておくことによって気分が爽やかで明るく前向きにいられます。
ヨーガ教室シャンティパット主宰　紙やまさみ