癖の発動前の状態を洗い出して記憶する

「もう1人の自分」とは、何の影響も受けないレンズのように客観的に自分を映し出しているので、体の微妙な緊張や呼吸のつまりとか、自分の癖の動きも映し出しているんですけれど、自分がそれを見ようとしないために、癖の前に止める事ができない。癖の後で「あ、また癖にはまった」と気づく訳ですね。
でも、日々のクラスでありのままの自分を客観的に見る練習を積み重ねているので、少しずつ「もう1人の自分」が育ってきていると思います。もっとシャープに自分の癖が発動する前の自分の体の中の状態を徹底的に洗い出して記憶して、記憶と同じ状態が体の中に起きた時にはちょっと待てとストップを掛ける。これこそよい意味での習慣ですね。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ