夜寝る前に反省の時間を持つ

夜寝る前の反省の時間というのは、自分のテレビにスイッチを入れる時間ですね。一日を振り返ろうと思ってスイッチを入れると、今日一日の出来事が画面で展開されます。最初のうちは、どうしても感情がテレビの中の登場人物とくっついて、怒ったり、落ち込んだり激しく動きます。でも見終わった後にテレビを消して、そこからもう一回さっきのストーリーを追いかけてみると、感情と切り離された考察ができるようになっています。やり続けていくうちに、朝から寝るまでずっとテレビの画面を見ている観客がいるようになって、「もう一人の自分」が常にいるようになります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ