内臓を塊で見る、骨を感じる

アーサナをする時に細胞単位でからだをみるということに挑戦してください。最初に心を静めて息を吐き出した時に、まず臓器をかたまりで見ようと意識します。臓器をかたまりで見ようとした時に心を静めて集中していると、腎臓なら腎臓の形、肝臓なら肝臓の形、自分のそういう内臓が息を吐きながらはっきりとした映像で見えてきます。
まだ内臓のレベルにいけない人は、まず骨を感じてみてください。自分の骨の動き、動かない場所、それを自分自身で発見していってください。みなさん、それぞれの感じやすいイメージややり方でいいので、やみくもに10秒吐いて肛門を締めるとか、漠然とした刺激を絞るというレベルはもう卒業して、ひとつひとつの自分の内蔵の位置や形が見えてくるところまで深く集中してください。それができるようになると、自分の体ともっと仲良くなれて、日常生活が疲れなくなりますね。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ