生きるということ

どんなに忙しくても、この3分とか5分の中に味わう世界が増えるんだという目で、一日をちょっと点検してみると、意外なところにまだ深みと豊かさが表現できる時間、もしくは味があると思います。ただ生命維持のためだけに食べているだけでは、生命があるから生きているだけです。
生きるということは、人間ならではのことで、味わえる感性とその感性を使った豊かさの中で、気づきと上っていく魂のレベルというものがある時、生きるという言葉がぴったりです。ただ餌のように食べて、ただ馬車馬のように働いて、ただ疲れたから寝るだけでは、生存しているだけで、それは生きているということには繋がらないと私は思います。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ