病を気にする人が病気にあります

病気というのは「病」を「気」にして病む――。気にする人が病気になるんです。血液がヘドロのように重くなって循環が悪くなり、体中の代謝が悪くなり、新しい痛みを作り、重さを作ってしまって病気になるんですね。だけど、たとえどこか悪かったとしても、自分の中で受け止めて対処したときは、その血液は「病」があっても、気にならないで済むんですね。心の中も同じです。心の中の解決できないものばかりを見ていけば、どんどんその悩みが深くなります。どちらへ転ばすかは自分の意志。いろんなふうに考えて、観察をして精一杯一生懸命立ち向かう。そして最後ギリギリのところでは、神様にお預けして気にしないという事が、心が平和でいるコツです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ