自分を点検するときには、まず「自分を疑う」という目を持ちます

自分の心を見るときにも、「自分を疑う」心が根底にあった方が、自分のありのままの姿を見つけやすいですね。例えば、アーサナのやり方一つとっても、最近上手に手を繋げるようになったとか、上手に足が上がっているという、できているはずだという目で自分のアーサナの形をチェックしていると、できていない所がすごく見つけづらいです。でもこんなに簡単にできるはずがないなあと思いながら見ていくと、実は腰が落ちているから足が高く上がっていたり、という事が発見できます。心の中の傾向性とか、自分自身のありのままを見ていく時は、まず「自分を疑う」という事を根底に持って、その目で点検していかないと気づきは遅いですね。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.4[毎日の言葉篇]」p37
担当:ゆかり