自分の一番気持のいい種を育てることが傾向性を小さくする鍵です

生まれつききれいな心というのはありません。みんな同じです。憎しみや嫉妬もあれば、優しさや思いやりも同時に持っています。今までどの種に光を当て、水をあげてきたかで、その人の外に表れ出ている「あの人ってこうよね」というのが決まっているんです。ですから、一番気持のいい種を育てていけば、今自分が持て余している傾向性が小さくなります。それは自分自身の努力です。どんな聖人でも同じ種を持っていました。でも、気づきと神様からの声をキャッチして精進した結果、あたかも怒りの種がないように、嫉妬の種がないように見える人になったわけで、もともとは私達、普通の凡人と同じです。
出典:「五つの天使が微笑んで」vol.3[3] p163
担当:安田