自分の傾向性を超えるためのヒントを活用するためには、本気でないとどんなヒントも生かせません。自分の本気の扉が本当に開いたときだけ、自分の意思で自分を作り変えていくことができるのです。作り変えるというより、本当は、自分の中に眠っている本来あるべき自分の姿が外へでてくるということなので、悪いものはでやすいんですね。力が強いからです。よいものは土の中に深く埋まっているんですね。それに栄養を与え、外へ出すために、ヒントを受け取って意識をすることです。種に本気が入ったときに、ぱっと地面に若葉を出します。だからアーサナをやるときも、体の声を客観的に聞けるようになれば、自分の抱えている問題点が非常にはっきりわかります。
出典：「五つの天使が微笑んで　Vol.3【1】すぐに、じかに、自分から」p44
担当：ゆきえ